今回は、小島瑠璃子:インスタライブでの『筋トレしてる男性が無理』発言について思うことというテーマでお話していきます。
いつもの記事とは異なり、完全に僕の感想記事です。
記事としては有益ではありませんが、僕自身、中学生の時のアメフト部でやっていた頃と合わせたら筋トレは6年。現在はトレーニングクラブでトレーナー関連の仕事をしています。
今回の騒動は、筋トレ界隈でかなり話題になっているのでまとめつつ、自論を述べていきます。
1.小島瑠璃子さんのインスタライブでの発言が物議を醸す
小島瑠璃子さんが、4月30日に元AKB48の板野友美さんとインスタライブを行い、そこでの小島瑠璃子さんの内容が物議を醸しています。
その時の動画がこちら⏬
動画を見るのがだるいという人向けに、念のため文字起こしをしました(ダルかった)。文字起こしなので、日本語的におかしい部分もありますがご了承ください。
小島:筋トレって私、結構、筋トレっていうことが1番世界で不明わかんないんだよね
板野様:なんでよー、なんでなんでなんで
小島:いやー、だから「努力してる人をそういう風に言うんですか」とかいう人がいるかもしれないけど、私は努力の方向が筋トレじゃなくて、『筋肉がつく何か』をやれば良いと思うのよ…そう、だから私は『ラグビーやってて筋肉つく』とか『格闘技やってて筋肉つく』とかそういう方が好きなんだよね
板野様:あー
小島:筋トレをやってる人は、筋トレをやるんじゃなくて、あのね、ザ・ファブルていう漫画に出てくんのよ、そういう、私もう名言だなって思ったんだけど、バーであっためっちゃチャラい男が筋肉自慢してくるんだけど、『あーそんな筋トレで使う時間があれば格闘技とかやれば能力と筋肉同時につくのに〜』っていう、台詞があんの。確かにって思っちゃうんだよね私はね?
板野様:見せる筋肉をつける付け方と、その、スポーツしてつく筋肉ってまた違うと思うから、だからやっぱ身体を美しくカッコ良くするにはその、見せるための筋肉をちゃんと鍛えなきゃいけないなっていう
小島:男たるもの見せる筋肉じゃなくて使える筋肉を持っとけよって思うんだよね私は
板野様:見せる筋肉もカッコいいじゃーん
小島:いや、だってさ、何かあったときにさ、何かあったときに、人の役に立つ筋肉の方が良くない?
板野様:確かに(笑)それはそうだよ、正論だけど
小島:どうすんの?この見かけだけのこのムキムキ、なんか見かけだけこんなんでなんか誰か来た、なんかどこをどう攻撃すればいいのか分かんないからさ、暴漢に襲われたときにさ、ムキムキの男がウワァってなってんだよ
板野様:スポーツで鍛えてもどこをどう攻撃したらいいかわかんない
もうそれ、そのためのトレーニング必要でしょ
小島:なんか私この目的があるこの途中が筋肉のトレーニングっていうのはすごい納得するんだけど、ココが目的なのはちょっとよくわかんないんだ。この先に何かあるほうがわたし納得感があるの
小島瑠璃子さんが言っている漫画のワンシーンがこちら⏬
まーーーーあ、控えめにいってムカつくのは言うまでもありませんね。
全盛期のAKB48のメンバーとして大活躍した板野友美さんは、水着のMVやグラビアによる仕事をしていた過去があるので、筋トレによる体型管理の重要性は分かっているようです。
この件で、板野友美さんはかなり好感度を上げたことは間違いありません。大好きです。
この動画は拡散されて批判のコメントが殺到したため、一応は小島瑠璃子さん本人は謝罪のようなツイートをしていますが、論点が違うので少し解説。
筋トレって筋トレしてる人にとって聖域なんだってことがわかったよ😭🙏🏻ごめんよ、でもただの男性のタイプの話だからね、筋トレしてる人の人間性や本質の根っこから否定しているんじゃないんだよぉ。ムキムキが個人的にタイプじゃないだけなんだよぉ。
動画を見る限り、『ムキムキがタイプじゃない』という軽いものではなく、根っから否定していることは明確。
それなら最初から、『私はムキムキな人が苦手』とだけ言えばよかったですよね。
他人の好みを踏みにじるような発言は、有名人なら絶対にするべきではありません。
筋トレYouTuberであり、IFBBプロフィジーカーとして活躍するkanekinさんはこのようにツイートされています。
kanekinさんのおっしゃる通りですし、実績も知名度もあるので説得力が違いますね。
ましてや、このコロナウイルスによって、【みんなジムに行って運動するのは我慢して、家でトレーニング・筋トレしましょう】としている中で、この発言は最悪。
さらにいうと、『使える筋肉』『使えない筋肉or見せる筋肉』なんて考え自体、もう終わってます…
とはいえ、現実的なことを考えると小島瑠璃子さんの意見が大半なのは僕自身も理解していますし、批判リプを送っている人も実際は理解しています。
他人の価値観に歩み寄らず、一方的に嘲笑するなんてことをこの人がやってしまったことが大問題。
一般人の女性の飲み会の席で、こう言う発言が今の日本で出ることも当然理解していますし、そこに関して文句を言うつもりもありません。
日本のフィットネス人口は3%程度。フィットネス先進国とされているアメリカと比較しても性別に関わらず、筋トレそのものが日本人に浸透していないため無理もないです。
だからといって、他人の人生を全否定することは許されることではありませんし、理解不能です。
仮にあなたの友達が、あなたの趣味を無知のまま勝手な偏見だけで根底から否定されたら普通に気分悪いですよね。
もしあなたが野球を本気で好きだったとして、野球についてほぼ知らないような友達に『野球とか何が楽しくて応援してんの?w誰の役に立つの?』と言われたらどう思うでしょうか。
同時に配信していた板野さんも若干引き気味でした。。
✅もう1つの問題点
もう1つの問題点は、小島瑠璃子さんが『100%感情論』で筋トレを否定してしまったこと。
彼女の発言には、『〇〇には〜と言うデータや統計があるから、筋トレには意味がないと思う。』と言ったようなエビデンス・根拠が何一つありません。
実際、きちんと筋トレに取り組んでいる人は、
・筋肥大には、腕の場合○回で取り組むのが効果的だからそのセットを組もう
・シドニー大学の研究で、筋トレは癌のリスクを31%下げると言う結果が出たから予防になるな
・筋肉をつけるにはタンパク質が体重1kgあたり2gは必要だから、そのためには鶏胸肉を….
・筋トレでテストステロンという成長ホルモンが分泌されるから、鬱の人は筋トレとビタミンDの摂取をすることで…
このように、相当『理論的でエビデンスに基づいた』思考になっています。僕自身、元々は雑で感情論が優先されていましたが、筋トレを始めたことで、かなり理論的な思考で何事も考えるようになりました。
つまり、「筋トレに関して何も知らねえ奴が、漫画だけで得た浅すぎる知識だけで何故筋トレをやる男性を全否定するんだよ」と言うのが、全トレーニーの言い分です。
トレーニングクラブで働いている立場で言うのもアレですが、今回小島瑠璃子さんは、この世のジャンルの中でも上位に入るくらい、面倒な分野の人たちを敵に回してしまったのが1番の失敗ですかね。
今回の場合、トレーニーが彼女の発言で傷ついた理由は、筋トレをしている『全ての男性』がターゲットとされたものだから。
つまり本気で筋トレに取り組んでいる人には、一旦落ちついて感情を爆発させる前に、『理論詰めで論破』する権利があるので批判されるのは当然。
2.小島瑠璃子さんに対する批判の一例
今回の件で小島瑠璃子さんにはものすごい数の批判なのでTwitterやYouTubeを見て欲しいのですが、1番多いのは、
・女性に向かって、「なんで化粧してるの?」「なんでダイエットしてるの?」と聞いてくる人と同じ
・女性はちょっと太ってるほうがいいんだよ、という人と同じ
このパターンと同じような思考だという指摘。本当に性格が悪いんだなというのが率直な感想。
このコメントは、かなりわかりやすいのではないでしょうか。
今回の場合、女性→男性、への中傷意見だったのでこの程度の炎上で済んでいますが、もし性別が逆だったらどうなっていたことでしょう。。。。フェミさん大量生産で収集もつかないことでしょう。
男尊女卑に対しては敏感なのに、逆になると知らんぷりするのも日本人らしいですね。
3.格闘家もラグビー選手も筋トレが基礎
小島瑠璃子さんの発言だと、格闘技やラグビーをやっていれば筋肉も同時につく、と捉えることができますが、大間違いですよね。
ボディビルダーと同じように、ウエイトを使って筋肉をつけた上で取り組むなんていうのは、全スポーツ共通して当たり前のこと。僕自身、高校の時はアメフト部に所属していましたが、実際の練習よりも筋トレの方が多いほどでした。
そういった知識がなかったのかもしれませんが、あまりなも軽はずみでした。
さらに、『筋トレで鍛えてつけた筋肉は、格闘技でついた筋肉より役に立たない、意味がない』と言うエビデンスはなにもありません。
また、【ボディビルもスポーツ】ということが頭になかったのでしょう。
ボディビルというスポーツにおいて、筋トレしないのははっきりいって意味がわかりませんよね。
ボディビルを仕事として活躍している人、トレーニングクラブで筋トレを指導している人などの、ある種、営業妨害とも取れるもの。
さらに、板野友美さんは否定してくれていますが、【スポーツをやってても万が一身を守ることはできない、そのためのトレーニングは別で必要】としています。
今回の騒動で、小島瑠璃子さんは、いかに自分の発言が失礼で且つ遅れたものであるかを理解し、もう少し正式な謝罪をするべきです。
【無知は罪】の具体例がでた形になりましたね。今回の発言を日々トレーニングに励んでいる女性タレント、藤田ニコルさんや指原莉乃さんが同じように発信するとは考えられません。なぜなら『無知ではない』から。
先ほども書きましたが、筋トレそのものを仕事にしている人も日本には多くいますので。狭く、浅はかな考えを持つのは個人の勝手ですが公の場で発信するのはNG。
最後に、、、
理解のある板野友美さん、AKB48の時から好きでした。マジすか学園でのシブヤ役、最高でした。
さらに好きになりました応援しています🙇♂️
4.まとめ:小島瑠璃子さんのインスタライブでの発言
今回は自論展開の記事なので、記事構成をほぼ意識せず書いてしまったため文章が崩れているためまとめます。
・自身の影響力を考えた発言が有名人には求められるのが現実問題
・『見せかけの筋肉』と『使える筋肉』の違いに関する科学的根拠は0。
・筋トレが今の大半の日本人に理解されないことはトレーニーもわかっている
・無知な分野を感情論だけで全否定するのは間違い
・筋トレしている人には理論的思考の人が多い、だからこそ理論詰めで論破が可能
・ラグビー選手も格闘技選手も激しいウエイトトレーニングをしている
・ボディビルもスポーツの1種
・筋トレ自体、『ボディビルディング』と言うスポーツ
・身を守るには格闘技か護身術を学ばないといずれにせよ無理
・ガタイが良いと誰かに絡まれる可能性は限りなく低い
・男尊女卑には敏感で女尊男卑には知らんふりをするのが日本
・元AKB板野さんは筋トレや体型管理について理解してくれている
以上で記事を終えたいと思います。
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