今回は、【1ヶ月で−3kg】ケトジェニックダイエットの方法と食品を解説というテーマについてお話していきます。 ※記事更新:2023/09/29
こういった疑問にお答えしていきます。
✅本記事の内容
・ケトジェニックダイエットとは
・ケトジェニックダイエットの注意点とポイント
・ケトジェニックダイエットで食べてもいい食品
・ケトジェニックダイエットで食べてはいけない食品
この記事を書いている僕は、神奈川県内のトレーニングクラブでトレーナーとして働いており、お客さんの体型の要望に応えるべく運動や食事指導を行っています。
ケトジェニックダイエットは現在、科学的に最も効果が高い食事制限によるダイエット方法とされており、今までのダイエットの辛さや大変さの常識を覆すほど。
太っている人ほどケトジェニックダイエットの恩恵を大きく受けることができ、体型を短期間で激変させたい!という人にはピッタリですね。
ケトジェニックダイエットは正しくやれば1週間で5kg痩せることができるほど効果の高いダイエットなので、薄着・水着を着る機会が増えるこれからの季節にも最適な方法です。
1.ケトジェニックダイエットとは【ダイエットの最高峰です】
ケトジェニックダイエットは、【お米・麺類・パン】などの全ての炭水化物を排除し、ケトン体をメインエネルギーにするというもの。
糖質制限ダイエットの最高峰とも呼ばれています。
また、ケトジェニックダイエットは一般的にイメージされるダイエットとは異なり、ガツガツ食べて痩せることができるのも特徴です。
理由は、ケトジェニックで食べるものは、高タンパク・超低糖質・高脂質のものだから。
普通は鶏胸肉やささみしか食べられないのに対し、ケトジェニックダイエットは牛肉や豚、魚、肩ロースなどを食べることができます。
✅元々は糖尿病の治療が目的
ケトジェニックダイエットは、元々は糖尿病患者を治療するための食事療法だったのですが、今ではダイエットに用いられることも一般的。
人によってはダイエットだけでなく、健康面でも改善される可能性があります。
2.ケトジェニックダイエットの注意点【失敗しやすいです】
ケトジェニックダイエットの注意点は以下の通り。
・糖質をとったらアウト
・腎機能に問題のある人はNG
この3点。
ケトジェニックダイエットはやり方がかなり簡単な上に効果も出やすいのですが、やり方をミスると大失敗します。
ケトジェニックダイエットの注意点①低脂質にしない
1番やりがちな間違ったケトジェニックダイエットのやり方は、ローファット(低脂質)とローカーボ(低糖質)を合わせてしまうこと。
先ほども書いたように、人間の第一のエネルギー源は『糖質』であり、第二のエネルギー源は『脂質』。
その両方を減らしてしまうとエネルギー源がなくなり、最終的には筋肉を削ってエネルギーにしてしまうため、最悪な痩せ方になります。
ケトジェニックダイエットの注意点②糖質をとったらアウト
後ほどお伝えする糖質量以内であれば大丈夫ですが、ケトジェニックダイエットの最中に糖質を摂ってしまうと、一発アウトです。
身体はせっかく脂肪を最優先に使うサイクルになったのに、そこに糖質を入れることで完全リセットされてしまうので台無しになります。
また、小腹が空いて間食をするのであれば、無塩のナッツ類がオススメ。
塩分の高い種類のナッツはなるべく控えましょう。
ケトジェニックダイエットの注意点③腎機能に問題のある人はNG
腎臓に何らかの疾患がある人は、医師からケトジェニックダイエットで重要な栄養素となる『タンパク質』の摂取を制限されている場合が多いです。
ケトジェニックダイエットは高タンパクの食事をするものなので、もしやる場合は命に関わるものなので、必ず医師に相談してください。
3.ケトジェニックダイエットのやり方【具体的なポイントを解説】
ケトジェニックダイエットのポイントは以下の通り。
・脂質量について
・タンパク質量について
・野菜は多めに食べる
この4つ。
なんとなく難しそうですが、全然そんなことないので頭に入れた上で取り組みましょう。
ケトジェニックダイエットのポイント①糖質量について
『糖質』とは、炭水化物から食物繊維を抜いたものであり、ケトジェニックダイエットのキーマンです。
せっかくケトジェニックダイエットを頑張って継続していたとしても、普通の食生活に戻すなど、1度のミスでリセットされてしまいます。
脅しているようですが、かなり重要な部分なので肝に銘じておきましょう。
✅よくある質問①:食材に含まれる糖質量が知りたい
・食パン1枚⇨約27g
・ジャガイモ1個⇨16g
・牛肉⇨0~0.6g
・豚肉⇨0.3g
上記の通り。
なぜケトジェニックダイエットには肉類が重宝されるのか、一発でわかりますね。
ケトジェニックダイエットのポイント②脂質量について
ケトジェニックダイエット中の脂質量は、体重1kgあたり2.5~3gを摂取しましょう。
普通では考えられない量ですが、ケトジェニックダイエットであればこれが正解。
脂質もこれより少ないとエネルギー源がなくなるので、『太るかも…』というイメージを捨てて、勇気を持って摂取しましょう。
また、お菓子などのジャンクフードから脂質を摂ろうとすると糖質まで増えてしまうため、卵黄やオリーブオイル、MCTオイル、フィッシュオイル(魚)などの良質な油から摂取しましょう。
ケトジェニックダイエットのポイント③タンパク質量について
ケトジェニックダイエット中のタンパク質は、体重1キロあたり2gの摂取量にしましょう。
タンパク質が豊富な食材としては、
・胸肉→120g
・牛肉→120g
・白身魚→サバ缶など
・刺身→マグロやサーモンが最適
この辺りですね。タンパク質が40gほど摂れる量で記載しました。
ケトジェニックダイエットのポイント④野菜は多めに食べる
ケトジェニックダイエットとはいえビタミンミネラルや食物繊維の摂取も健康には欠かせないので、野菜もたくさん多べるようにしましょう。
具体的には、菜葉類や海藻類がオススメ。
芋や根菜類(レンコンやゴボウ)は糖質量が高いのでなるべく控えましょう。
根菜類以外の野菜であれば、糖質量は気にしなくてOKです。
4.ケトジェニックダイエットで食べてもいい食品【タンパク質と脂質メイン】
ケトジェニックダイエット中に食べても良い、食べるべき食品は以下の通り。
・牛肉、豚肉、鶏肉、羊など
・魚介類
・MCTオイル、バター、オリーブオイル
・根菜類以外の野菜
逆に、食べてはいけないものを知る方が早いかも知れません。
ケト中は糖質のないものなら、何食べてもいいです。
5.ケトジェニックダイエットで食べてはいけない食品【主食で使うもの】
ケトジェニックダイエット中に食べてはいけない食べ物は以下の通り。
・ご飯などの炭水化物全般
・根菜類
・小麦を使うもの(パンなど)
・糖質の高いドレッシング
こんな感じです。
ほとんどの食べ物には、『糖質○g』という記載があるので毎回計算しつつ、ケトジェニックダイエットをマスターしていきましょう!
以上で記事を終えたいと思います。
ケイスケブログは、ジムトレーナーとして働いている僕(田中圭介)が、トレーナー業務で学んだことを基にボディメイク関連の有益な情報を発信しています。
夏が来るまでにダイエットしたい!という人はぜひ参考にしてみてくださいm(__)m