今回は、【ジムトレーナー監修】ジムで守るべきマナー12個【初心者必見】というテーマでお話していきたいと思います。 ※記事更新:2022/01/07
こういった疑問にお答えしていきます。
✅本記事の内容
・ジムで守るべきマナー
・ジムマナーが悪い人がいた時の対処法
この記事を書いている僕は、神奈川県内のトレーニングクラブでトレーナーとして働いており、お客さんの体型の要望に応えるべく運動や食事指導を行っています。
ジムの現場で約2年ほど働いていますが、ジムのマナーが守れていない、もしくは知らずにやってしまっているケースを毎日のように見かけては、注意させていただいています。
ジムスタッフに注意を受けるくらいならいいですが、場合によっては他のお客さんとトラブルになってジムを退会させられてしまう可能性もあるため、現役トレーナーの僕が初心者の方にもジムマナーについてわかりやすく解説していきます!
- 1 1.【ジムトレーナー監修】ジムで守るべきマナー12個【初心者必見】
- 1.1 守るべきジムマナー①器具の独占をしない
- 1.2 守るべきジムマナー②複数人での使用をしない
- 1.3 守るべきジムマナー③ながらスマホでトレーニングをしない
- 1.4 守るべきジムマナー④ダンベルを投げない
- 1.5 守るべきジムマナー⑤大声を出さない
- 1.6 守るべきジムマナー⑥自撮りは場所をわきまえる
- 1.7 守るべきジムマナー⑦汗を拭き取る
- 1.8 守るべきジムマナー⑧トレ中の人に近づかない
- 1.9 守るべきジムマナー⑨他の会員をガン見しない
- 1.10 守るべきジムマナー⑩シャドーをしない
- 1.11 守るべきジムマナー⑪長すぎるインターバル(休憩)はしない
- 1.12 守るべきジムマナー⑫使ったウエイトを戻す
- 2 2.ジムのマナーが悪い人・違反している人がいた時の対処法
- 3 3.まとめ:ジムマナーを守って快適なトレーニングを
1.【ジムトレーナー監修】ジムで守るべきマナー12個【初心者必見】
ジムで絶対に守るべきマナーは以下の12個です。
・複数人での使用をしない
・スマホをいじりながらのトレーニングをしない
・ダンベルを投げない
・大声を出さない
・ジム内で自撮りは場所をわきまえる
・汗を拭き取る
・トレ中の人に近づかない
・他の会員をガン見しない
・シャドーをしない
・長すぎるインターバル(休憩)はしない
・使った器具は戻そう
「12項目もあるのかよ…」と思うかもしれませんが、ジムに限らず常識的なマナーでもあるので頭に入れる必要があります。
順番に深掘りしていきます。
守るべきジムマナー①器具の独占をしない
ジムマナーで最も守られていないのは、器具の独占についてです。
ベンチプレスやスミスマシンにありがちなのですが、1人で器具を40分以上、ひどいケースだと1時間以上ずっと一人で使用するのは原則としてマナー違反となります。
ジムによっては、使うマシンごとに時間と名前を記入してから使うシステムの場所もありますが、特にこういった規約がない場合でも30分以上かかるようであれば、一旦他のマシンを使ったり、周りのお客さんの様子を見て一緒に使うなどの配慮をしましょう。
守るべきジムマナー②複数人での使用をしない
器具の独占と関連付く話ですが、複数人で1つの器具を使うのも独占でジムマナー違反です。
理由は、人数が多いとその分、利用時間も長くなるから。
また、よくあるジムマナーのすり抜けとしては【Aさんがベンチプレスを使って、仲間のBさんはスミスマシンを使って交互にやる】という手段をとる人もいますが同じく独占にあたるためマナー違反。
基本的にジムでのトレーニングは1人、多くても2人で行うようにしましょう。
守るべきジムマナー③ながらスマホでトレーニングをしない
最近増えてきたジムのマナー違反の代表的なものが、スマホの操作をしながらのトレーニングです。特に多いのが、レッグプレスなどの脚を鍛えるマシンに座りながらスマホの操作をするケース。
ダラダラやっているので自然に長時間の独占になりますし、真剣にトレーニングをするこちら側としても「スマホやるならジムに来るな!」というのが本音です。
スマホをやるならマシンから離れて、当然ですがマシンを使いたい人が優先的に使えるようにしましょう。
✅よくある質問①:時間の計測や記録などでもスマホの利用はダメなの?
スマホをインターバルの計測やトレーニングメニューでの記録にのみ使用する場合は、マナー違反とはなりません。
SNSのチェックやLINEでのやりとりは控えるようにしましょう。
守るべきジムマナー④ダンベルを投げない
ジムマナー以前の問題ではないかと思うくらいですが、ダンベルでのトレーニングが終わって床に置く際にダンベルを投げる人のはマナー違反。
扱いきれない重さの器具は扱わず、使うのであれば一度膝に乗せる・床にマットを敷くなど丁寧な扱いを心がけましょう。
守るべきジムマナー⑤大声を出さない
トレーニング中に大げさともいえるような大声を出すのは他の利用者に不快感・迷惑をかける行為なのでマナー違反の対象です。
重いものをあげるときに、多少声が出る気持ちはわかりますが、時々ジムにいる全ての人が驚くような声を上げてトレーニングする人がいるのもまた事実です。
注意に行くと反発してくるお客さんもいますが、ジムにおいては安全管理・衛生管理を行う立場のジムスタッフがいうことが絶対です。どうしても納得いかないのであれば自宅でのトレーニングを推奨しています。
守るべきジムマナー⑥自撮りは場所をわきまえる
意外と知られていないジムマナーとしては、ジム内での自撮り行為が挙げられます。
またジムエリアの鏡を使用しての撮影は、鏡でフォーム確認をしながら取り組んでいる人の邪魔になります。変なアピールをしている人もいますが、身体の写真を撮る場合は更衣室の鏡で撮るようにしましょう。
✅よくある質問②:更衣室で撮った写真をSNSに載せるのは大丈夫?
利用しているジムが撮影OKのジムの場合は、特に問題ありません。
念の為、写真にジムのロゴなど特定が容易なものが写っている場合には長期的にみて、モザイクをかけるなどの処置をするのがベスト。
守るべきジムマナー⑦汗を拭き取る
コロナ禍になってかなり減った印象ですが、基本的にどのジムも汗拭き用のペーパーやタオルがついているので、使用したマシンや器具は汗を拭き取りましょう。
汗がマットにつきっぱなしだと、塩分による劣化の原因になるし、他のお客さんが快適に使うことができないので使ったら必ず拭き取るようにしましょう。
守るべきジムマナー⑧トレ中の人に近づかない
ジム初心者が本当にやりがちなマナー違反ですが、筋トレをしている人のすぐそばを通るのはかなり危険なので絶対にやめましょう。
万が一その人とぶつかってバランスを崩し、怪我をさせるなんてことがあったら手遅れなので、周りには細心の注意を払って行動しましょう。
守るべきジムマナー⑨他の会員をガン見しない
ここについてはジムマナーで触れられることがあまりなく、暗黙のルールと化していますが他の会員をガン見するのは極力避けましょう。
下手に因縁をつけられる可能性も0ではないので、なるべく他の会員の動きを見るのは控えましょう。
守るべきジムマナー⑩シャドーをしない
ボクシングのジャブ(?)や、野球の素振りの動作を『シャドー』と言いますが、周りに人や器具がないことを確認した上でやるようにしましょう。
正直側から見ていると微妙ですが、周りに人が本当にいないタイミングであれば許容範囲かなと。
守るべきジムマナー⑪長すぎるインターバル(休憩)はしない
マナー違反というには少し厳しすぎるかもしれませんが、長すぎるインターバルは他の人の利用の妨げになる可能性も捨てきれないので推奨はできません。
なるべくインターバルは3分前後に抑え、ダラダラ居座ることのないようにしましょう。使いたそうな利用者がいなければまあOKです。
守るべきジムマナー⑫使ったウエイトを戻す
ジムマナーの最後の項目は、使った器具は戻しましょう…という当たり前なことですが本当に守られていないのが実情です。
画像:ウエイトスタック
次に使う利用者が女性だったり、初めてジムに来る人だった場合も考えると『ウエイトスタック』の重りのピンも1番軽いものにするのが理想です。
2.ジムのマナーが悪い人・違反している人がいた時の対処法
もしジムでのトレーニング中に、マナーの悪い人やルールを破っている人を見かけた場合の対処法としては、
・フロント(受付)のスタッフに伝える
・メールで送る
この3点です。逆恨みされないような手順を解説します。
ジムマナー違反者への対処法①ジムトレーナーに直接伝える
最も基本的な方法は、ジムマナー違反している人がいることを現場のトレーナーに伝えることです。
トレーナーに伝えた後も、誰が告げ口したのかと違反者に勘付かれないよう注意しておきましょう。
ジムマナー違反者への対処法②フロント(受付)スタッフに伝える
ジムでは直接伝えにくい場合は、フロントのスタッフに伝えるようにしましょう。
そうすることでフロントからジムトレーナーへインカム(無線)などで連絡が入るため、誰が伝えたかもバレることもありません。
ジムマナー違反者への対処法③メールで送る
最後の手段は、ジムのHPなどからメールで伝えることです。
時間帯が分かれば後日、現場のトレーナーが監視を強化し、現行犯で注意ができるので特に大事な要素となります。
3.まとめ:ジムマナーを守って快適なトレーニングを
以上、現役トレーナーの私『田中圭介』による12項目のジムマナーの紹介でした。
ジムマナーが守れないと、最悪の場合はジムから強制退会をくらう場合もありますし、何より人間性を疑われます。
面倒なトラブルに巻き込まれないためにも、最低限のマナーは守るようにしましょう。
以上で記事を終えたいと思います。
ケイスケブログは、ジムトレーナーとして働いている僕(田中圭介)が、トレーナー業務で学んだことを基にボディメイク関連の有益な情報を発信しています。
女性向けのダイエット記事や、男性向けの筋トレ記事を多く発信しており、Twitterではボディメイクに加え、ビジネスについても発信しているのでフォロー頂けたら嬉しいです。
夏が来るまでにダイエットしたい!という人はぜひ参考にしてみてくださいm(__)m