リバウンド しない方法

ダイエット後にリバウンドしない方法|食事の戻し方と体重維持のコツ

ダイエットで体重が落ちたあと、「ご飯はどこまで戻していい?」「少し増えたら、また減らすべき?」「運動もずっと同じ量が必要?」と迷うことはありませんか。

減量を終えるときは、食事を減らし続ける目標から、体調を保ちながら続けられる食事と活動を見つける目標へ切り替えます。減量前と今では体重や生活が違うため、以前の食事量がそのまま合うとは限りません。

大切なのは、食事を整えながら、短期的な体重の上下と続く変化を分けて見ることです。本日は、都内外資系企業に勤務しながら、ボディメイクのプロとしても活動している私が、食事の戻し方と、無理なく続けられる運動・記録のコツを解説します。

極端に少ない食事を続けてきた人、体重が低すぎると指摘された人、妊娠・授乳中の人、成長期の人、病気や薬に関係する体重管理中の人は、医師・管理栄養士と食事の戻し方を決めてください。

この記事で分かること

  • 減量期から維持期へ、何を変えるか
  • 食事を戻すペースの考え方
  • 自炊・コンビニ・外食での食事の組み方
  • 体重の測り方と、増減が続いたときの見直し方
  • 食事制限を強めず、相談に切り替える条件

この記事を書いた人

田中圭介のプロフィール画像

田中圭介

NSCA-CPT(米国発のNSCA認定パーソナルトレーナー資格)保有 / スポーツクラブで約4年間トレーナーとして活動 / パーソナルトレーナーとしても活動 / SNS『Lemon8』フィットネス部門・厳選クリエイター選出

学生時代に神奈川県内の大手スポーツクラブで約4年間、ジムトレーナー / パーソナルトレーナーとして活動。

現在は、筋トレ初心者・ダイエット初心者向けに、無理なく続けられる体づくりを発信しています。

運営者プロフィールを見る

ダイエット後は「減らす」から「維持する」へ

減量期は体重を減らすために食事や活動を調整する時期。維持期は、その後も続けられる食事と運動を見つける時期です。生活の組み直しに必要な時間は、人によって違います。

減量すると、体に必要なエネルギーが減り、食欲に関わる変化も起こります。体重が戻り始めたときは、意志の強さだけの問題と考えず、今の食事・活動・体調を一緒に見直しましょう。

今の状態 最初にすること
食事制限を終えたいが、何を戻すか分からない 最近の食事と活動を書き出し、抜いていた主食や主菜、欠食を確認する
すでに普通に食べて体重も落ち着いている 食事の種類を広げながら、今の量と活動を続ける
体重がまだ減る・強い空腹で続けにくい 維持できる量か見直す。めまいや疲労などの不調があれば、記録期間を待たず相談する
減量薬・医療的な食事療法・手術後の管理中 担当医の維持計画を優先し、薬や食事を自己判断で中止・変更しない

食事を戻すペースはどう決める?

食事を少しずつ戻すと、変更した量を把握しやすくなります。ただ、全員が「毎週同じカロリーを足す」「2〜4週間かける」と決める必要はありません。大切なのは、今の食事で体調を保ち、体重を維持できているかです。

減量後の食事の戻し方を比較した予備研究では、段階的に増やす方法と、推定した維持量へ戻す方法などで、体重の戻りに有意差は認められませんでした。筋トレ習慣のある成人49人を15週間比べた報告です。自分の食事量と体調に合わせて、戻し方を選んでいきましょう。

戻す期間を先に決めるより、欠食や不足している食品、空腹感、体重の推移を見て調整しましょう。専門家と維持量を決めている人は、その計画を優先してください。

欠食と一食の中身から食事を整える

食品の栄養成分表示の例

1.今の食事を、平日と休日の両方で書き出す

数日分の主食・主菜・副菜、飲み物、間食、外食を書き出します。ご飯は「炊いた後で何g」、商品は「1包装のうち何割」と残すと、平日と休日の違いも比べやすくなります。

2.抜いていた食事や食品を確認し、維持できる形へ戻す

主食はご飯・パン・麺など、主菜は魚・肉・卵・豆類など、副菜は野菜などを使って組みます。主食や脂質をずっとゼロにするのではなく、食事全体の偏りを見直しましょう。たんぱく質だけを増やせば体重が維持できるわけでもありません。

食事の状態 組み直す例 確認すること
夕食の主食を抜いていた 主食を含む夕食へ戻し、食べた量を記録する 他の食事や間食も含む一日全体で、量と満足感を確認する
朝食を抜き、夕方に強い空腹がある 食べやすい朝食を用意し、必要なら一部を補食に分ける 補食を取った分も記録し、夕方の空腹や夕食の食べ方を見る
三食そろっているが体重が減り続ける 主食など今ある食品の量を見直す。必要量が分からなければ相談する 維持が目的なら、さらに減量する食事を続けない
すでに体重が落ち着き、体調もよい 食品の種類を替えながら今の食事を続ける 体調と体重が落ち着く量を続ける

例えば、夕食のご飯を炊飯後100gから150gへ変えたら、その量をメモしておきます。必要な量は人によって違うので、満足感や体重の推移もあわせて見ましょう。欠食や強い制限が続いている場合は、一品ずつにこだわらず食事全体を相談してください。

3.カロリーは体重だけで決めず、経過と合わせる

必要なカロリーは、体重だけでなく活動量や生活、健康状態によっても変わります。計算値は出発点の目安にして、実際に食べた内容・体調・体重の経過を見ながら調整しましょう。

食品を選ぶときは、栄養成分が100g当たりか、1包装当たりかを見て、食べる量に合わせて確認します。

自炊・コンビニ・外食の組み合わせ例

ご飯と豆、野菜を詰めた食事

主食・主菜・副菜を組み合わせると、買い物や献立を考えやすくなります。以下を参考に、今の食事量と体調に合わせて選んでみてください。アレルギーや治療上の制限がある食品は避けます。

場面 組み合わせ例 量を決めるときの確認
自炊の朝食 ご飯、納豆または卵、野菜のおかず 午前中の予定に合わせて、食べやすい量と時刻を決める
コンビニの昼食 おにぎり、魚・鶏肉・豆腐などのおかず、野菜のおかず 包装の量と栄養表示を見て、主食とおかずを組み合わせる
自炊の夕食 ご飯、焼き魚または豆腐料理、野菜のおかず 油やドレッシングも含め、一食全体の量で考える
外食の定食 主食・主菜・副菜が分かる定食を選ぶ ご飯やおかずの量を見て選び、前後も普段の食事を続ける
補食が必要な日 果物、乳製品、豆乳など、食事で不足しやすい食品から選ぶ 食事の間隔や空腹感に合わせて、食べやすいものを選ぶ

好きな料理や会食も、普段の生活に組み込めます。前後に断食で埋め合わせるより、次の食事からいつもの主食・主菜・副菜へ戻すことを意識しましょう。

チートデイは必要?

体重維持のために「一日中食べ放題の日」を設ける必要はありません。楽しみたい食事を一食の予定として入れ、前後もいつもの食事を続ける方が、何を食べたか振り返りやすくなります。食べる量を止められないことや、食後の罪悪感による制限が続くなら、さらに厳しいルールを作らず相談してください。

続けやすい運動を生活に残す

屋外の道を歩く人の足元

減量後も、通勤・買い物・散歩などの日常活動と、続けやすい運動を残しましょう。例えば昼休みや帰宅後など、生活の中で取り組みやすい時間を決めておくと続けやすくなります。

健康づくりでは、週150分以上の中強度の有酸素活動、または週75分以上の高強度の活動などと、週2日以上の主要な筋群を使う筋力強化活動が成人の目安です。今の体力に合わせ、短い活動から増やしていきましょう。

今の運動習慣 続け方の例
筋トレを続けてきた 無理なくできていた種目・曜日を残す。疲労や痛みがある日は休み、回数を義務にしない
減量のために長時間運動していた 仕事・休養と両立できる計画へ組み直す。時間が減ったことを食事記録と一緒に残す
運動習慣がない・長く休んでいる 歩ける範囲で短い散歩から始める。いきなり週の目安を満たそうとしない
予定日にできなかった 次にできる日に通常の予定へ戻す。翌日に倍の時間やセット数を行わない

運動習慣がない人なら、昼休みに10分歩くところから始める方法もあります。病気や障害がある人は、できる活動を専門家と確認してください。

胸の痛み、めまい、普段と違う息切れ、強い痛みが出たら中止し、医療機関へ相談してください。

体重は同じ条件で測り、傾向を見る

体重計に乗った足元

食事を戻した直後の体重増加を、そのまま脂肪が増えた量と考えないでください。体重には水分や消化管の内容物も含まれ、糖質の貯蔵に伴う水分の変化なども関係します。

短期の体重は水分にも左右されます。翌日の数字だけでなく、同じ条件の記録を続けて傾向を見ましょう。

測り方と振り返り方をそろえる

  • 同じ体重計を、硬く平らな床の同じ場所に置く
  • 朝など同じ時間帯・似た服装で、週〜月ごとに定期的に測る
  • 測定日と食事・活動の変更、便通、体調を簡単にメモする
  • 体脂肪率やウエストを記録する場合も、機器の説明書や同じ測り方を守る。数値は推定値として、続く変化を見る

週1回なら同じ曜日の記録を比べ、毎日測っている人は7日分の平均で振り返ると、続く傾向をつかみやすくなります。

測るたびに怖くなる、何度も測り直す、数字を理由に食事を抜くようなら、測定をいったん休み、医療機関へ相談してください。体重を知らずに診療を受けたいと伝えることもできます。

体重の増減が続くときの見直し方

体調に問題がなければ、1〜2週間ごとに食事や活動の記録を振り返ってみましょう。一度の増減ではなく、続く傾向と最近変えたことを見ます。不調がある場合は、この期間を待たず相談してください。

記録で分かったこと 次にすること 止める・相談する条件
一日だけ増えた/食事を戻した直後に動いた 食事の時間や量、便通、測定条件を確認し、普段の食事を続ける 体調に変化がある場合は、食事をさらに減らす前に相談する
複数の振り返りで上向きの傾向が続く 間食・飲み物・盛り付け量や活動の変化を確認。理由を特定できたら一つだけ見直す 原因が見当たらない、増加が続く場合は記録を持って医師・管理栄養士へ
維持したいのに減少が続く 食事を減らす調整を止め、欠食や食べ切れない量がないか確認する 意図せず痩せる、強い空腹・疲労・めまいがある場合は相談する
体重が落ち着き、生活も無理なく続く 同じ食事と活動を継続。細かい増減のたびに変更しない 疲労や空腹を我慢しているなら、数字が安定していても見直す
記録が不十分/条件がそろっていない 測る時刻やメモする項目をそろえ、続けやすい記録方法にする 記録自体が苦痛なら、測定を増やさず相談する

最近変わった習慣を一つ見直す

例えば、維持期に入って毎晩飲むようになった甘い飲み物を以前の習慣へ戻す、残業で途切れた散歩を再開するなど、最近変わったことを一つ見直します。主食や主菜まで減らし続けるより、変化のきっかけを探してみましょう。

変更を重ねる前に、その後の食事・体調・体重を振り返ります。調整しても理由が分からない、食事が不足しそうな場合は、医師・管理栄養士へ相談してください。

こんなときは体重管理より受診を優先する

月経が止まる、強いだるさ・めまい、食べることへの強い恐怖、過食と絶食の繰り返しがある場合は、減量を再開するのではなく医療機関へ。体重の値だけで、相談してよいかどうかを決める必要はありません。

忙しい日の食事を助ける選択肢

忙しくて食事の準備が続かない、普段の食品ではたんぱく質を取りにくい。そんな困りごとがあるときは、宅配食やプロテインを組み合わせる方法もあります。

夕食を用意する時間がない場合

冷凍ご飯や総菜、宅配食を組み合わせると、忙しい日も食事を用意しやすくなります。宅配食は主食が付くかどうか、量と栄養成分、アレルゲンを見て選び、不足するものを組み合わせましょう。

準備の手間を減らしたいときの候補

主食と合わせた量やおかずの種類を見て、普段の食事に取り入れやすいものを選んでみてください。

高たんぱく宅配食を確認する

送料を含む価格、定期購入の有無、配送・解約条件はリンク先で確認してください。

食品だけではたんぱく質を補いにくい場合

魚・肉・卵・豆類・乳製品などを使っても補いにくいときは、プロテインが選択肢になります。食事を丸ごと置き換えるのではなく、取りにくい分の補助に使いましょう。粉末と、割る牛乳などの分も食事全体に含めます。

原材料と一食分の栄養を比べる

原材料・アレルゲン・一回分の栄養成分を確認して選びましょう。治療で栄養量の指示がある人は、使う前に担当者へ相談してください。

飲みやすいプロテインを確認する

食事の準備よりも、体重変化の理由や食べることへの不安で困っているなら、商品の追加より専門家への相談を優先します。

維持期によくある質問

減量前の食事に戻してもいいですか?

以前の量をそのまま基準にせず、今の体重・活動・食事を見て決めます。普通の食事へ戻すこと自体を怖がらず、欠食や偏りを整え、続けられる量を確認しましょう。

一度増えたら、また減量し直すべきですか?

一日の体重だけで決めません。測定条件と食事・体調を確認し、続く傾向を見ます。理由が分からないまま食事を削り始めず、必要なら記録を持って相談してください。

維持期はいつまで続けますか?

維持期は、続けやすい食事と活動を日常にしていく期間です。仕事や生活が変わったときには、食事の量や運動の予定も合わせて見直していきましょう。

今日すること

  • 今の一日の食事と、最近変えたことを一つ書く
  • 体調に問題がないか確認し、無理なく続けられる食事を用意する
  • 測定が負担でなければ条件と頻度を決める
  • 次に生活を振り返る日を決める。気になる症状があれば待たずに相談する

維持期に必要なのは、毎日同じ数字を出すことではありません。増減があっても慌てず、生活と体調を確かめて次の行動を選べるようにしていきましょう。

リバウンド しない方法
最新情報をチェックしよう!