「パーソナルトレーニングを始めたいけれど、2ヶ月でいいのかな。3ヶ月にした方が安心?」
せっかくお金をかけるなら、体を変えるきっかけにしたいですよね。その一方で、仕事と両立して通えるか、終わったあとも一人で続けられるかは気になるところです。
2ヶ月と3ヶ月で迷ったら、まずは「何を教わりたいか」と「教わったことを自分で試す時間がほしいか」で比べてみてください。フォームや食事の基本を教わるところから始めたいのか、忙しい日の過ごし方まで相談しながら整えたいのか。そこが見えると、自分に必要なサポートを選びやすくなります。
この記事では、都内外資系企業に勤務しながら、ボディメイクのプロとしても活動している私が、パーソナルトレーニングの期間・頻度の決め方と、続けるか卒業するかの考え方をお伝えします。
読み終わったら、「自分は何曜日に通えて、そこで何を教わりたいか」を一つずつ決めてみましょう。体験やカウンセリングで聞くことも、ぐっと具体的になりますよ。
この記事を書いた人
田中圭介
NSCA-CPT(米国発のNSCA認定パーソナルトレーナー資格)保有 / スポーツクラブで約4年間トレーナーとして活動 / パーソナルトレーナーとしても活動 / SNS『Lemon8』フィットネス部門・厳選クリエイター選出
学生時代に神奈川県内の大手スポーツクラブで約4年間、ジムトレーナー / パーソナルトレーナーとして活動。
現在は、筋トレ初心者・ダイエット初心者向けに、無理なく続けられる体づくりを発信しています。
2ヶ月と3ヶ月の選び方

私がおすすめしたいのは、「コースが終わったあと、どこでどんな運動を続けたいか」から考えることです。近所のジムに通うなら、そのジムにあるマシンでできるメニューを教わる。自宅で続けるなら、自宅のスペースや道具に合う運動を相談する。こうすると、通っている間に身につけたいことがはっきりします。
2ヶ月を候補にするなら、基本を教わる内容を絞る
たとえば、「ジムに行っても何をすればよいか分からない」という方なら、器具の設定、フォーム、重さや回数の決め方を優先したいところです。食事も見てもらうなら、まずは普段よく食べる朝食や昼食から相談してみましょう。
体験では、「2ヶ月のコースで、私が一人で行うメニューまで教えてもらえますか?」と聞いてみてください。何回の指導で、どこまで扱う計画なのかが分かれば、料金にも納得しやすくなります。
3ヶ月を候補にするなら、自分で試して相談する時間を使う
教わった日はできても、一人になると「この重さで合っているかな」「外食の日はどう選ぼう」と迷うことがあります。そうした場面まで一緒に考えてもらいたい方は、3ヶ月のプランも比べてみるとよいですね。
たとえば、前半は基本を教わり、後半は自主トレや普段の食事で試して、次の指導で修正する。
「もう1ヶ月、安心のために」よりも、「一人で試して出てきた疑問を相談したい」の方が、期間を選ぶ理由がはっきりします。2ヶ月・3ヶ月で何を身につけたいか、担当者と具体的に決めてみてください。
1ヶ月や半年が合うのは、どんなとき?
「スクワットのフォームを見てほしい」など、聞きたいことが決まっているなら、単発や少回数、1ヶ月のプランがある施設も候補です。一方、半年など長く通う場合は、新しい種目に取り組む、定期的にフォームを見直すなど、その先に教わりたいことを担当者と相談すると、毎回の指導を生かしやすくなります。
大切なのは、長いか短いかだけで決めないこと。自分の目的に合う内容があり、時間と予算の両方に収まるプランを選んでいきましょう。
週何回通う?仕事と両立する予定の組み方

次は、普段の1週間を思い浮かべてみてください。「平日なら水曜の夜、休日なら土曜の午前中」のように、通う候補日を決めると、週1回と週2回のどちらが現実的か見えてきます。
週2回の指導は、毎回フォームを見てもらいながら取り組みたい方の候補です。週1回の指導に別日の自主トレを組み合わせるなら、教わる日と練習する日を分けられます。すでに自分で運動できる方は、月2回や単発で確認する方法も考えられます。
たとえば、「水曜はパーソナル、土曜は教わったメニューを近所のジムで」という組み方です。自主トレで行う種目や重さは、担当者に確認しておくと迷いにくいですね。すでに運動している方なら、今の1回をパーソナルに置き換える形でも組めます。
健康な成人の筋トレは、主要な筋肉を週2日以上鍛えることを目安に、自分に合う内容で続けていきましょう。パーソナルを週何回受けるかは、自主トレも含めた1週間の運動から考えましょう。
参考:ACSM:健康な成人の筋力トレーニングに関する2026年の案内
「16回・2ヶ月」を自分の予定に置いてみる
16回を8週間で受けるなら、計算上は週2回です。ただし、契約上の2ヶ月がちょうど8週間とは限りません。開始日と終了日を見ながら、出張や旅行のある週も含めて、16回分の予定が組めるか考えてみてください。
1回50分の指導でも、移動や着替えの時間は別にかかります。仕事帰りに通うなら、職場からの行きやすさと、帰宅が何時になるかまで見ておくと続けやすくなります。候補の曜日・時間に予約が取れるかも、体験のときに聞いておきましょう。
予定が動きやすい方は、回数券の有効期限や日時変更の締切が大事です。BEYONDのチケットは、当日のキャンセル・日時変更で1枚消化されます。遅刻時の時間延長も原則ありません。こうした条件が自分の働き方に合うかも、期間と一緒に比べたいですね。
参考:BEYOND:チケットの当日キャンセル・日時変更・遅刻の扱い
通えない週が多いと分かったら、有効期限の長いプランや、少回数のプランがないか相談してみましょう。最初に日程をすり合わせておけば、残り回数を気にしながら慌てて通うことも減らせます。
2ヶ月と3ヶ月の費用・サポート比較

期間を延ばすか迷ったら、差額で何が増えるのかを見てみましょう。トレーニング回数だけでなく、食事を相談できる期間も変わる場合があります。
以下は2026年10月に確認した税込の料金例です。単発指導と食事支援付きコースでは内容が違うため、自分が教わりたいことに合わせて見比べてください。
| 公開されている例 | 回数・期間・時間 | 料金例 | 含まれる支援と条件 |
|---|---|---|---|
| 新宿スポーツセンターの個別指導 | トレーニング室・1名45分の例 | 指導5,500〜6,600円+大人施設料400円=1回5,900〜7,000円 | 担当者により料金が異なる。希望する指導内容・予約は別途確認 |
| RIZAP BASICの代表例 | 16回/2ヶ月、1回50分 | コース327,800円+入会金55,000円=382,800円 | 食事指導等を含む。分割手数料や任意購入品は別 |
| BEYOND ライフプランニング16 | 16回/目安2ヶ月、1回50分 | 290,400円、入会金0円 | パーソナル食事管理2ヶ月等を含む |
| BEYOND ライフプランニング24 | 24回/目安3ヶ月、1回50分 | 435,600円、入会金0円 | パーソナル食事管理3ヶ月等を含む |
BEYONDの2ヶ月と3ヶ月なら、差額は145,200円
上のライフプランニング16と24では、差額が145,200円、トレーニングは8回増え、食事管理も2ヶ月から3ヶ月になります。これは2つのコースの価格差で、1ヶ月だけを追加購入する料金ではありません。北海道の店舗は一部料金形態が異なります。
ここで考えたいのは、「増える8回で何を教わりたいか」です。自主トレのフォームを見直したい、外食が多い生活に合う食事を相談したいなど、使い道が見えるなら3ヶ月の候補になります。2ヶ月の内容でまず取り組みたいことを教われるなら、その計画を具体的に聞いてみましょう。
予算を伝えるときは、月々の支払額だけでなく、入会金を含めて使える総額を伝えるのがおすすめです。分割払いを選ぶ場合は手数料込みの総額、プロテインなどの商品は任意購入かも確認すると、あとから費用のイメージがずれにくくなります。
食事サポートで教わりたいこと

食事の相談が付いているなら、「何を食べたかを見てもらう」だけで終わらせず、自分の生活で続けられる選び方を教わるつもりで使ってみてください。
たとえば、昼食はいつもコンビニなら、よく買う商品の組み合わせを相談する。帰宅が遅いなら、短時間で用意できる夕食を考えてもらう。外食が多いなら、よく行くお店のメニューから選び方を聞く。普段の場面に置き換えるほど、コースが終わったあとにも使いやすくなります。
2ヶ月と3ヶ月を比べるときも、「忙しい週に試して、うまくいかなかった点まで相談したいか」を考えるとよいですね。いつもと違う予定のある時期までサポートが続くかは、期間を選ぶ一つのポイントです。
食事の相談方法も施設によって違います。RIZAP BASICでは、会員専用LINEで原則1日1回、3食分のアドバイスを受けられます。トレーナーの公休日は対象外です。相談できる内容と返信日を聞いて、自分の使い方に合うか確かめましょう。
トレーニングの回数を使い切る日と、食事サポートが終わる日も確認しておきましょう。食事について相談したいことが残っているなら、サポートの最終日までに聞いておくと安心です。
卒業・継続を決めるポイント

コースの終わりが近づいたら、体重の目標に加えて、「明日、一人でジムに行ったら何をするか」を考えてみてください。使う器具、重さや回数、気を付けるフォームが分かっていれば、自分で続ける準備が進んでいます。
- 教わったメニューを、今後使う場所や器具で行える
- 普段の食事で、続けられる選び方がいくつか分かる
- 分からなくなったときに、誰に何を相談するかが分かる
この3つを担当者と話してみると、卒業するか、指導の回数を減らすか、もう少し続けるかを決めやすくなります。すべてを完璧に覚えるというより、自分でできる部分と、まだ見てもらいたい部分を分けるイメージです。
普段は一人で運動し、ときどき見てもらう方法もある
「メニューは分かるけれど、フォームが崩れていないか確認したい」という方なら、月2回や単発の指導が合うこともあります。毎回教わる必要があるのか、定期的な確認があればよいのかで、通い方を変えてみましょう。
BEYONDのマンスリー2は月2回17,600円(税込)ですが、回数券またはライフプランニング終了後の継続コースです。初回から利用するプランとは条件が違うので、卒業後の選択肢として確認しておくとよいですね。
延長するなら、次に教わりたいことを決める
まだフォームに迷う種目がある、新しい種目に取り組みたい、食事の組み立てをもう少し相談したい。こうした目的があるなら、必要な回数と費用を聞いて継続を考えてみましょう。
体の変化が思ったより小さいときは、最近のトレーニングや食事を担当者と振り返るところからです。「通えた回数」「教わったことを普段もできたか」「難しかった場面」を話すと、次に変えることが見つかりやすくなります。
治療中などで運動制限がある場合は、担当者にも共有し、医療者の指示を優先してください。
卒業後に使うメニューを、最後の指導で一緒に確認しておく。これだけでも、次に一人で運動するときの動き出しが具体的になります。通っている間に覚えたことを、その先の体づくりにもつなげていきましょう。
体験で聞く期間と契約条件

体験やカウンセリングでは、まず「何を教わりたいか」「通える曜日」「使える総額」を伝えてみてください。そこから2ヶ月と3ヶ月、それぞれの通い方を提案してもらうと比較しやすくなります。
たとえば、「仕事帰りに週1回は通えます。別の日は近所のジムで運動したいので、一人でできるメニューを教わりたいです」と伝えれば、月数だけを聞くよりも、必要な指導の話がしやすくなります。
そのうえで、次の点を料金表や契約書で確認しましょう。
- 開始日、トレーニングの有効期限、食事サポートの終了日
- 希望日時の予約、変更・キャンセルの締切、欠席時の扱い
- 入会金や手数料を含む支払総額と、任意購入の商品
- 休会・解約の申出期限と方法、残り回数の精算、自動更新の有無
- コース終了後に、少ない回数や単発へ切り替えられるか
返金保証を重視する方は、通常の途中解約との違いも確認してください。RIZAPの30日間全額返金保証は、入会時のコースの初回利用日から30日以内に来店して書面で手続きする制度です。最終日が休業日の場合は翌営業日となり、販売物品や対象外と明示されたサービスには適用されず、利用後は再入会できません。詳しい対象・条件は会則で確認できます。
更新や終了の手続きは、期限が来る前に済ませ、受付・完了の連絡を残しておきましょう。説明と契約内容が違う、解約の連絡が取れないなどで困ったときは、早めに消費生活センター等へ相談できます。
参考:国民生活センター:スポーツジム等の契約・解約時の確認点
候補が決まったら、体験でトレーナーの説明を聞いてみましょう。質問しやすいか、自分の生活に合わせた提案があるかまで分かると、「ここで教わってみたい」と思えるか判断しやすくなりますよ。
パーソナルトレーニングの期間Q&A
初心者は、まず何ヶ月から考えるとよいですか?
2ヶ月と3ヶ月のプランが候補なら、まず2ヶ月で教わる内容を聞き、さらに自分で試して相談する時間がほしいかを考えてみてください。通える回数と予算も合わせて相談すると、自分に合う期間を選びやすくなります。
1ヶ月だけ通うのもありですか?
ありです。フォームや器具の使い方など、相談したいことを絞って利用する方法があります。1ヶ月や少回数のプランがあるか、その中で何を教われるかを施設に確認してみましょう。
週1回しか通えなくても大丈夫ですか?
週1回の指導を軸に、別の日の運動まで相談する方法があります。自主トレをする場所や使える器具を伝えて、無理なく行えるメニューを教わると取り組みやすいです。回数券の場合は、週1回のペースで有効期限内に使い切れるかも確認してください。
目標体重に届いていなければ、延長した方がよいですか?
体重に加えて、普段の運動や食事を自分で続けられそうかを振り返ってみてください。もう少し教わりたいことがあれば継続を相談し、自分で取り組めるなら指導を減らす方法も考えられます。次に何をするかを担当者と決めておくと安心です。
やめたあとは、どうやって運動を続ければよいですか?
卒業前に、通う場所や使う器具を伝え、そこでできるメニューを確認しておきましょう。「何曜日に、どこで、何をするか」まで決めておくと、コース終了後の最初の1回に取りかかりやすくなります。
期間選びで大切なのは、コースが終わったあとに、次に何をすればよいか分かることです。まずは教わりたいことを一つと、通える曜日を決めて、気になるジムの体験で相談してみてください。自分の生活に合う通い方が見つかれば、最初の一歩も踏み出しやすくなりますよ。
