こんにちは、ケイスケです。
今回は、背中の厚みを作る筋トレ5選|ジムで効かせるコツとメニュー例を解説というテーマでお話しています!
ジムで背中を鍛えているのに、なかなか厚みが出ないと悩む人は多いです。
ラットプルダウンやローイングをやっているのに、背中ではなく腕ばかり疲れたり、鏡で見ても背中の立体感が変わらなかったりすると、何を変えればいいのか分かりにくいですよね。
| ○ | 背中の厚みを出す筋トレ種目が分からない |
| ○ | ラットプルダウンをやっても背中に効いている感じがしない |
| ○ | 背中の厚みと広がりの違いがよく分からない |
| ○ | ジムでどんな背中メニューを組めばいいか知りたい |
こう悩む人はかなり多いです。
そこでこの記事では、背中の厚みを作る筋トレ5種目、効かせるフォームのコツ、初心者向けの背中メニュー例まで分かりやすく解説します。
結論から言うと、背中の厚みを作りたいなら、ラットプルダウンだけでなく、ローイング系種目を中心に組むことが重要です。
背中の広がりを作るなら上から引く種目も大切ですが、厚みを出すなら、肩甲骨を寄せながら引くローイング系や、背面全体に負荷をかけるハーフデッドリフト系をうまく入れる必要があります。
※この記事には広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります。トレーニングは無理のない重量で行い、痛みや強い違和感がある場合は中止してください。
この記事を書いた人

田中圭介
NSCA-CPT(米国発のNSCA認定パーソナルトレーナー資格)保有 / 元スポーツクラブトレーナー
学生時代に神奈川県内の大手スポーツクラブで約4年間、ジムトレーナー/パーソナルトレーナーとして活動。
現在は、筋トレ初心者・ジム初心者向けに、無理なく続けられる体づくりを発信しています。
背中の厚みを作る筋トレはローイング系が重要

背中の厚みを作りたいなら、まず意識したいのがローイング系種目です。
ローイング系とは、バーベル・ダンベル・ケーブル・マシンなどを使って、身体の前から後ろへ引く種目です。
代表的な種目は以下です。
- ベントオーバーロー
- シーテッドロー
- ワンハンドロー
- チェストサポートロー
- マシンロー
背中の厚みは、単に広背筋だけを鍛えれば出るわけではありません。
肩甲骨を寄せる動きで使われる僧帽筋中部・下部、菱形筋、背中の中心ラインに関わる脊柱起立筋なども大切です。
そのため、背中を大きく見せたいなら、ラットプルダウンだけでなく、ローイング系も必ず入れた方がいいです。
背中の厚みと広がりの違い

背中トレを考えるときは、厚みと広がりを分けて考えると分かりやすいです。
| 狙いたい見た目 | 主に鍛えたい部位 | 代表種目 |
|---|---|---|
| 背中の厚み | 僧帽筋中部・下部、菱形筋、脊柱起立筋、広背筋 | ローイング系、ハーフデッドリフト |
| 背中の広がり | 広背筋、大円筋 | ラットプルダウン、懸垂 |
もちろん、種目ごとに完全に分かれるわけではありません。
ラットプルダウンでも背中全体は使いますし、ローイングでも広背筋は使います。
ただ、背中の中心部に立体感を出したいなら、引く方向を意識することが大切です。
上から下に引く種目だけでなく、前から後ろに引く種目も入れることで、背中に厚みが出やすくなります。
背中の厚みを作る筋トレ5選
背中の厚みを作りたい人におすすめの筋トレは、以下の5つです。
| 種目 | 主に狙う部位 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| シーテッドロー | 広背筋、僧帽筋中部、菱形筋 | 初心者にもおすすめ |
| ベントオーバーロー | 広背筋、僧帽筋、脊柱起立筋 | 中級者向け |
| ワンハンドロー | 広背筋、僧帽筋中部、菱形筋 | 片側ずつ効かせたい人向け |
| ハーフデッドリフト | 脊柱起立筋、僧帽筋、背面全体 | フォーム習得後におすすめ |
| ラットプルダウン | 広背筋、大円筋、僧帽筋下部 | 広がりも作りたい人向け |
現行の記事でもこの5種目を中心に紹介していましたが、今回は「厚みを出す」という目的に合わせて、順番と解説を整理していきます。
①シーテッドロー|初心者が背中の厚みを作るなら最初に入れたい種目
背中の厚みを作りたい初心者にまずおすすめなのが、シーテッドローです。
シーテッドローは、座った状態でケーブルやマシンのグリップを引く種目です。
上半身が安定しやすいため、ベントオーバーローよりもフォームが崩れにくく、初心者でも背中に効かせる感覚をつかみやすいです。
シーテッドローのやり方
- 胸を軽く張って、背中を丸めすぎない
- 腕だけで引かず、肘を後ろに引く意識で動かす
- 引き切ったところで肩甲骨を軽く寄せる
- 戻すときは背中が伸びる感覚を確認する
ポイントは、グリップをお腹に引くことではなく、肘を後ろに引くことです。
手で引こうとすると腕に効きやすくなります。肘から動かす意識にすると、背中に刺激が入りやすくなります。
②ベントオーバーロー|背中の厚みを作る王道種目
ベントオーバーローは、背中の厚みを作る代表的な種目です。
バーベルを持ったまま上半身を前傾させ、バーをみぞおちから下腹部あたりに向かって引きます。
広背筋だけでなく、僧帽筋中部・菱形筋・脊柱起立筋なども使いやすいため、背中全体の厚みを作りたい人にはかなり相性がいいです。
ベントオーバーローのやり方
- 足は肩幅くらいに開く
- 背中を丸めず、股関節から上体を倒す
- バーを身体に近づけたまま引く
- 腰を反りすぎず、体幹を固める
ベントオーバーローは良い種目ですが、フォームが崩れると腰に負担が出やすいです。
初心者は、いきなり高重量を扱うより、まずは軽めの重量で背中に効く感覚をつかむことを優先しましょう。
③ワンハンドロー|片側ずつ背中に効かせやすい種目
ワンハンドローは、ダンベルを片手で引く背中トレです。
片側ずつ行うため、左右差を確認しやすく、背中に効かせる感覚もつかみやすいです。
ベンチに片手と片膝を置いて身体を安定させるので、ベントオーバーローより腰の負担を抑えやすいのもメリットです。
ワンハンドローのやり方
- 片手と片膝をベンチに置く
- 背中を丸めず、身体を安定させる
- ダンベルを横腹に向かって引く
- 下ろすときは背中が伸びる感覚を意識する
ワンハンドローでよくある失敗は、ダンベルを真上に引いてしまうことです。
真上に引くと腕や肩に入りやすくなるため、肘を腰の方へ引くイメージで行うと背中に効きやすくなります。
④ハーフデッドリフト|背面全体の厚みを狙える種目
背中の中心ラインや背面全体の厚みを作りたいなら、ハーフデッドリフトも候補になります。
床から引くデッドリフトより可動域が短く、膝下〜膝上あたりから引くため、背中に負荷を乗せやすいのが特徴です。
ただし、フォームが崩れると腰に負担がかかりやすいので、初心者がいきなり高重量で行うのはおすすめしません。
ハーフデッドリフトのポイント
- 背中を丸めない
- 股関節を後ろに引く意識で動く
- バーを身体から離しすぎない
- 腰で引き上げるのではなく、背面全体で支える
フォームに不安がある人は、まずトレーナーに見てもらうか、軽い重量で動画を撮って確認しましょう。
デッドリフトやBIG3との付き合い方を知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
筋トレにBIG3は必要ない?筋肥大目的なら無理にこだわらなくていい理由
⑤ラットプルダウン|広がりだけでなく背中全体の感覚作りにも使える
ラットプルダウンは、背中の広がりを作る代表的な種目です。
背中の厚みだけを狙う種目ではありませんが、背中トレ全体の感覚をつかむうえではかなり使いやすいです。
特に初心者は、ラットプルダウンで広背筋を使う感覚を覚えてからローイング系に入ると、背中に効かせやすくなります。
ラットプルダウンのやり方
- バーは肩幅より少し広めに握る
- 胸を軽く張る
- 肩をすくめず、肘を下げるイメージで引く
- バーを戻すときは勢いで戻さない
よくある失敗は、重すぎる重量で身体を大きく反らして引くことです。
重量を上げすぎると、背中ではなく腕や反動に頼りやすくなります。
背中に効かせたいなら、扱える重量で丁寧に動かしましょう。
初心者向けの背中トレメニュー例
背中の厚みを作りたい初心者は、いきなり種目数を増やしすぎなくてOKです。
まずは、以下のようなメニューから始めると組みやすいです。
| 順番 | 種目 | 回数・セット | 狙い |
|---|---|---|---|
| 1 | ラットプルダウン | 10〜12回 × 3セット | 背中を使う感覚を作る |
| 2 | シーテッドロー | 10〜12回 × 3セット | 厚みを作る |
| 3 | ワンハンドロー | 左右10回 × 2〜3セット | 片側ずつ効かせる |
初心者は、まずこの3種目で十分です。
慣れてきたら、ベントオーバーローやハーフデッドリフトを追加していきましょう。
最初から高重量を扱うより、背中に効いている感覚をつかむことを優先してください。
背中以外も含めてジムメニューを組みたい方は、以下の記事も参考にしてください。
背中に効かない原因

背中トレをしているのに効かない場合、原因はだいたい決まっています。
腕で引いている
一番多いのが、背中ではなく腕で引いてしまうパターンです。
ラットプルダウンでもローイングでも、手で引こうとすると上腕二頭筋や前腕に効きやすくなります。
背中に効かせたいなら、グリップを引くというより、肘を後ろや下に動かす意識を持つのがおすすめです。
肩がすくんでいる
肩がすくむと、僧帽筋上部や首まわりに力が入りやすくなります。
背中に効かせるには、肩をすくめず、肩甲骨を軽く下げた状態で引くことが大切です。
特にラットプルダウンでは、バーを引く前に肩を下げる意識を持つと広背筋に入りやすくなります。
重量が重すぎる
背中トレは、重すぎる重量を扱うとフォームが崩れやすいです。
反動で引いたり、身体を大きく振ったりすると、狙った筋肉に刺激が入りにくくなります。
背中に効かない人ほど、まずは重量を少し落として、可動域とフォームを確認しましょう。
握力が先に疲れている
背中トレでは、背中より先に握力が疲れることがあります。
握力が先に限界になると、本来追い込みたい背中まで刺激を入れきれません。
この場合は、パワーグリップやリストストラップを使うと、握る力の消耗を抑えて背中に集中しやすくなります。
背中トレで握力が先に疲れるならパワーグリップ
ラットプルダウンやローイングで前腕ばかり疲れる人は、パワーグリップを使うと背中に集中しやすくなります。背中をしっかり追い込みたい人は、グリップ力の補助として1つ持っておくと便利です。
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背中の厚みを出すフォームのコツ

背中の厚みを出すためには、種目選びだけでなくフォームも大切です。
肘を後ろに引く
ローイング系では、手で引くよりも肘を後ろに引く意識が重要です。
グリップを引く意識が強いと、腕に力が入りやすくなります。
肘を後ろに動かす意識にすると、背中を使いやすくなります。
肩甲骨を寄せすぎない
背中トレでは「肩甲骨を寄せる」とよく言われます。
たしかに大切ですが、寄せることだけを意識しすぎると、動きが小さくなったり、僧帽筋だけに入りすぎたりすることがあります。
大切なのは、戻すときに背中を伸ばし、引くときに背中を縮めることです。
ストレッチと収縮の両方を感じられる可動域で行いましょう。
反動を使いすぎない
背中トレは重量を扱いやすいので、つい反動を使いたくなります。
ただ、反動が強くなると背中への刺激が抜けやすくなります。
特に初心者は、少し軽い重量でもいいので、引く動作と戻す動作をコントロールしてください。
戻す動作を雑にしない
背中に効かせるうえで、戻す動作もかなり大切です。
引くときだけ頑張って、戻すときに一気に力を抜くと、背中への刺激が逃げやすくなります。
ラットプルダウンもローイングも、戻すときに背中が伸びる感覚を確認しましょう。
中級者向けの背中トレメニュー例
ある程度ジムに慣れている人は、以下のように厚み重視で組むのもおすすめです。
| 順番 | 種目 | 回数・セット | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1 | ハーフデッドリフト | 6〜8回 × 3セット | 背面全体に高負荷をかける |
| 2 | ベントオーバーロー | 8〜10回 × 3セット | 背中の厚みを狙う |
| 3 | シーテッドロー | 10〜12回 × 3セット | 肩甲骨の動きを意識する |
| 4 | ラットプルダウン | 10〜12回 × 3セット | 広がりも補う |
| 5 | ワンハンドロー | 左右10回 × 2セット | 片側ずつ丁寧に効かせる |
このメニューは種目数が多いので、筋トレ初心者がいきなり全部やる必要はありません。
まずは3種目から始めて、慣れてきたら種目を増やしましょう。
筋肥大目的の重量設定に迷う方は、以下の記事も参考にしてください。
背中トレで腰を痛めないための注意点

背中の厚みを狙う種目は、腰への負担が出やすいものもあります。
特にベントオーバーローやハーフデッドリフトは、フォームが崩れると腰を痛める原因になります。
注意したいポイント
- 背中を丸めたまま引かない
- いきなり高重量を扱わない
- 腰に痛みがある日は無理に行わない
- フォームに不安がある場合はマシン種目を優先する
腰に不安がある人は、シーテッドロー、チェストサポートロー、ラットプルダウンなど、身体を安定させやすい種目から始めるのがおすすめです。
どうしてもフォームに不安がある場合は、一度パーソナルジムやトレーナーに見てもらうのも選択肢です。
背中の厚みを作るには食事も大切

背中の厚みを出すには、トレーニングだけでなく食事も大切です。
どれだけ背中を鍛えても、筋肉の材料になるたんぱく質やエネルギーが不足していると、身体は変わりにくくなります。
特に筋肥大を狙うなら、以下を意識しましょう。
- 毎食たんぱく質を入れる
- トレーニング前後の栄養不足を避ける
- 睡眠時間を確保する
- 体重が減り続けている場合は摂取カロリーも見直す
背中を大きくしたいなら、トレーニング・食事・睡眠の3つをセットで考えることが大切です。
食事の組み方を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
よくある質問
背中の厚みを出すには何の種目が一番おすすめですか?
初心者ならシーテッドローがおすすめです。フォームが安定しやすく、背中に効かせる感覚をつかみやすいからです。慣れてきたら、ベントオーバーローやハーフデッドリフトも取り入れると厚みを狙いやすくなります。
ラットプルダウンだけで背中の厚みは出ますか?
ラットプルダウンだけでも背中は鍛えられますが、厚みを出したいならローイング系も入れた方がいいです。ラットプルダウンは広がり、ローイング系は厚みを狙いやすいと考えると分かりやすいです。
背中トレで腕ばかり疲れるのはなぜですか?
手で引こうとしている、重量が重すぎる、肩がすくんでいる、握力が先に疲れているなどが原因です。肘を後ろに引く意識を持ち、必要ならパワーグリップを使うと背中に集中しやすくなります。
背中の厚みを作る筋トレは週何回やればいいですか?
初心者なら週1〜2回で十分です。背中は大きな筋肉なので、毎日高強度で行う必要はありません。まずは週1回から始め、回復できているなら週2回に増やす形がおすすめです。
自宅でも背中の厚みは作れますか?
自宅でもダンベルや懸垂バーがあれば背中は鍛えられます。ただし、ジムの方がケーブルやマシンを使えるため、初心者は背中に効かせる感覚をつかみやすいです。
まとめ:背中の厚みを作るならローイング系を中心に鍛えよう
今回は、背中の厚みを作る筋トレ5種目と、効かせるコツ、メニュー例について解説しました。
この記事のまとめ
- 背中の厚みを作るならローイング系が重要
- 初心者はシーテッドローから始めると効かせやすい
- ベントオーバーローやハーフデッドリフトは厚み作りに向いている
- 背中に効かない原因は、腕で引く・肩がすくむ・重量が重すぎることが多い
- 握力が先に疲れる人はパワーグリップも選択肢
- 筋肥大を狙うなら食事と睡眠もセットで整える
背中の厚みは、なんとなく背中トレをしているだけでは出にくいです。
どの筋肉を狙うのか、どの方向に引くのか、背中に効いている感覚があるのかを確認しながらメニューを組むことが大切です。
まずは、シーテッドロー・ラットプルダウン・ワンハンドローの3種目から始めて、慣れてきたらベントオーバーローやハーフデッドリフトを追加していきましょう。
背中トレを効率よく進めたいならギアも活用しよう
背中より先に握力が疲れる人は、パワーグリップを使うとローイングやラットプルダウンで背中に集中しやすくなります。背中トレを継続するなら、レビューや価格を確認して自分に合うものを選びましょう。
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参考情報
・American Council on Exercise「ACE-Sponsored Research: What Is the Best Back Exercise?」
・National Academy of Sports Medicine「The Biomechanics of the Lat Pulldown」
・American College of Sports Medicine「Resistance Training Prescription for Muscle Function, Hypertrophy, and Physical Performance in Healthy Adults」
※本記事はトレーニングに関する一般的な情報提供を目的としています。痛みや強い違和感がある場合、持病・既往歴がある場合は、無理をせず専門家に相談してください。