女性 理想 体脂肪率

女性の理想の体脂肪率は?最短で脂肪を落とす方法とセットで解説

今回は、女性の理想の体脂肪率は?最短で脂肪を落とす方法とセットで解説というテーマについてお話していきます。 ※記事更新:2022/02/15
女性 理想 体脂肪率

女性
女性の理想の体脂肪率が知りたい。ダイエットをしているけどどのくらいまで体脂肪率が落ちればいいのかわからない。体脂肪率を測定したら、思ったより数値が高い。今は自分の理想の体型ではないから、目指すべき体脂肪率とそれに近づける方法を教えてほしい

こういった疑問についてお答えしていきます。

 

✅本記事の内容

・女性の理想の体脂肪率

・体脂肪率が低すぎるリスクと高すぎるリスク

・女性の理想の体脂肪率になる脂肪の落とし方

この記事を書いている僕は、神奈川県内のトレーニングクラブでトレーナーとして働いており、お客さんの体型の要望に応えるべく運動や食事指導を行っています。

特に女性は体脂肪率を気にする傾向にありますが、『今の体脂肪率が高いのか低いのかわからないけれど、目標の体型ではないから理想の体脂肪率が知りたい』という人向けに解説しました。

理想の体脂肪率と今の数値が遠ければダイエットのやり方を変える必要があるので、体脂肪率を落とす方法もセットで紹介。

体脂肪率はダイエットの結果が数値化されるため、モチベーションの維持も保ちやすくなるので重要です。

1.女性の理想の体脂肪率と計算方法【タイプによります】

女性の理想の体脂肪率と計算方法【タイプによります】
女性の理想の体脂肪率は以下の通り。

モデル体型:20%〜25%
標準体型:25%〜34.9%
ぽっちゃり体型:35%以上

モデル体型は、腹筋にスラっと縦線の入ったような綺麗なスタイル。これを理想と思うかは人それぞれですが、モデル体型に憧れる人が大多数ですね。

とはいえある程度の努力が必要。

標準体型は、健康的な体型です。モデル体型のような体脂肪率の低さだと、人によっては体調を崩しやすくなるため、『普通の体型』を目指すには体脂肪率を25〜34.9%がベスト。

次に『ぽっちゃり体型』に関してですが、体脂肪率が35%を超えると糖尿病や肥満などの生活習慣病につながるリスクがでてきます。現状35%以上の体脂肪率になっている方は、見た目のためにも、健康のためにも脂肪を落とすことが必要です。

体脂肪率の計算方法【BMIに頼りましょう】

体脂肪率の計算方法【BMIに頼りましょう】
体脂肪率は、体脂肪率も測定できる体重計が必要なので今すぐ知ることができない場合もあります。ジムに行けば基本的に測定ができます。

その場合に参考にするのが、肥満かどうかを測定する『BMI数値』となります。

女性の理想の体脂肪率がモデル体型タイプであれば、20前後に近づけるのがベストになります。BMIの値が18.5〜25.0だと標準で、それ以上だと肥満扱いになります。

BMIの計算方法は以下の通り。

体重(kg)÷身長(m)×身長(m)

身長170cmで体重60kgの人の場合、60kg÷(1.7m×1.7m)=20.7となるので標準となります。

参考:シンデレラ体重を目安にしてもOKです

女性の身長に合った理想的な体重のことを、シンデレラ体重といいます。

シンデレラ体重は、身長(m)×身長(m)×20×0.9の計算で出ます。この計算で出た数値が、あなたの身長に合った 理想の体重になります。

これで自分が今現在、痩せすぎなのか太り過ぎなのかを判断する1つの目安にすることも可能です。が、見た目として問題がなければそこまで心配する必要はありません。

2.女性の理想の体脂肪率より低すぎることのリスク

女性の理想の体脂肪率より低すぎることのリスク
女性の理想の体脂肪率より今の体脂肪率が低すぎることのリスクは以下の通り。

・免疫力の低下
・骨粗鬆症の危険性
・生理の停止

この3つ。

体脂肪率が理想より低いのならより見た目がいいというイメージは誤解であり、見た目のみならず健康面でのリスクがあるのんで念の為頭に入れておいてください。

女性の理想の体脂肪率より低いリスク①免疫力の低下

女性の理想の体脂肪率より低いリスク①免疫力の低下
女性が体脂肪率がかなり低くなると、疲れやすくなることをはじめとする免疫力の低下が起こります。

理由は、エネルギー不足によるもの。体脂肪率が低すぎることは生きていく上で必要なエネルギーが残っていないことの証でもあるため、体調を崩しやすくなったり病気がちな体質になります。

この事例が起こる原因として、体脂肪率の数値は低いのに体型が理想ではないという理由で極端なダイエットを行うケース。

体型を根本から変えるには筋トレが必要なので、一度食事制限から離れてみるのが解決策です。

女性の理想の体脂肪率より低いリスク②骨粗鬆症の危険性

女性の理想の体脂肪率より低いリスク②骨粗鬆症の危険性
体脂肪率が低すぎる女性は、骨粗鬆症になるリスクがあります。

骨粗鬆症とは、骨の強さが低くなり骨折しやすい状態になること。栄養不足により骨の成長に必要な成分が運ばれず、だんだんと骨が脆くなるもので、男性と比べて元々骨が弱い女性は特に危険性のある病気です。

自分の体調に合ったダイエットを行いましょう。

女性の理想の体脂肪率より低いリスク③生理の停止

女性の理想の体脂肪率より低いリスク③生理の停止
体脂肪には女性ホルモンの分泌を行う役割があるため、体脂肪率が低くなるとホルモン分泌がうまくいかず生理が止まってしまう可能性があります。

理想とする体脂肪率から離れすぎると、体型のみならずこのような健康面において大きなデメリットが生まれるのでやりすぎは厳禁です。

3.女性の理想の体脂肪率より高すぎることのリスク

女性の理想の体脂肪率より高すぎることのリスク
女性の理想の体脂肪率より高すぎることのリスクは、命に関わるレベルの病気リスクが起きることです。

・糖尿病
・高血圧
・心筋梗塞
・脳梗塞
・腎臓病

こういった病気になるとダイエットどころではなく、入院生活になってしまいます。

次に紹介する体脂肪率を理想に近づける方法に取り組み、健康になりましょう。

2.女性の理想の体脂肪率になるための脂肪の落とし方

女性の理想の体脂肪率になるための脂肪の落とし方
女性が理想の体脂肪率に近づけるための体脂肪の落とし方は以下の通り。

・過度な食事制限はするな
・食事で意識すること
・野菜から食べよう
・夜食はダメ
・筋トレ

この5つ。項目を見ていただいて分かる通り、ほぼ食事が重要です。

女性の理想の体脂肪率になる方法①過度な食事制限はしない

女性の理想の体脂肪率になる方法①過度な食事制限はしない
女性の理想の体脂肪率に近づけたいなら、食べないダイエットや野菜だけ食べると言った極端な食事制限はやめましょう。

理由は、筋肉まで削ぎ落ちるから。断食で一時的に痩せるのは事実ですが、もし痩せても拒食症のような病的な痩せ方をしてしまい、控えめにいってスタイルは最悪。

また、朝食を抜く人も多いですが、朝食を食べないとエネルギー消費の働きが活発にならずに脂肪を溜め込みやすくなるので注意が必要です。

特に、『体重が変わってないはずなのに体脂肪率は増えた…』という人は食べないことが理由で筋肉量が落ちており、身体は飢餓状態と勘違いして脂肪燃焼を妨げます。

女性の理想の体脂肪率になる方法②食事で意識すること

女性の理想の体脂肪率になる方法②食事で意識すること
女性の理想の体脂肪率になる食事方法は、揚げ物やお菓子などの脂質の高い食品をなるべく控え、卵や鶏胸肉といったタンパク質の多い食事をすること。

最も取り組みやすいのは『夕飯の炭水化物を0にすること』です。おかずは理想としては赤身肉や鶏胸肉・お刺身などですが、揚げ物など出なければ基本的になんでもOK。

このくらいなら、あれこれ計算する手間も省けるので1カ月くらい試してみてください。※参考記事:【運動一切ナシ】2週間で3キロ痩せるたった1つの方法【食事だけ】

女性の理想の体脂肪率になる方法③野菜から食べる

女性の理想の体脂肪率になる方法③野菜から食べる
女性が体脂肪率を上げないためにも、野菜から食べるようにしましょう。

いきなりお米などの炭水化物を口に入れると、急激に血糖値が上昇します。血糖値の上昇は、食べたものを脂肪として身体に溜め込む作用が働くので野菜から食べるようにしましょう。

特に、海藻などの食物繊維の豊富な野菜を食べることで腸内環境も改善され、体重が減らない原因でもある便秘も解消できます。

女性の理想の体脂肪率になる方法④夜食はダメ

女性の理想の体脂肪率になる方法④夜食はダメ
女性の理想の体脂肪率につなげるためには、間食や夜食をするのはNGです。

理由は、活動量が少なくなる夜の時間帯に食事をすると、エネルギーとして消費されないカロリーを摂ることになるから。一向に体脂肪率が減らない負のループに陥ります。

どうしても小腹が空く場合は、ダイエットスムージーを飲むことで空腹感を美味しく消すことができるので活用しましょう。
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女性の理想の体脂肪率になる方法⑤筋トレ

女性の理想の体脂肪率になる方法⑤筋トレ
筋トレを行うことで代謝が上がり、理想とする体脂肪率になる近道を歩むことができます。

筋トレで筋肉量が増えると、代謝が上がります。代謝が上がることで、太りにくく痩せやすい体質を作ることができるため、体脂肪率が上がりにくくなるのです。

ジムに行って筋トレを行うのが理想ですが、忙しくてジムには行けないけど自宅でなら…という場合は ※参考記事:自宅でできる!簡単なダイエット運動のメニュー【運動不足を解消】をご覧ください。

まとめ:健康でかつ見た目も良くなる理想の体脂肪率は『20%』です

まとめ:健康でかつ見た目も良くなる理想の体脂肪率は『20%』です
最初の項目で紹介した理想の体脂肪率を目指せば基本的にOKですが、総合的に見れば20%を切らないのがベストです。

女性の場合は胸もあるので男性に比べて体脂肪率が高いのは当たり前であり、過度なダイエットは生理が止まるなどの負担になる可能性も出てきます。

肥満にならない程度に、自分の体脂肪率をコントロールするようにしましょう。

 

以上で記事を終えたいと思います。

ケイスケブログは、ジムトレーナーとして働いている僕(田中圭介)が、トレーナー業務で学んだことを基にボディメイク関連の有益な情報を発信しています。

女性向けのダイエット記事や、男性向けの筋トレ記事を多く発信しており、Twitterではボディメイクに加え、ビジネスについても発信しているのでフォロー頂けたら嬉しいです。

夏が来るまでにダイエットしたい!という人はぜひ参考にしてみてくださいm(__)m

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