今回は、【トレーナー解説】筋トレと有酸素はどっちが痩せる?【筋トレです】というテーマについてお話していきます。 ※記事更新:2022/02/17
こういった疑問についてお答えしていきます。
✅本記事の内容
・筋トレと有酸素運動はどっちが痩せるか
・筋トレと有酸素運動でそれぞれ得られる効果
・結論としては両方やるのがベスト
この記事を書いている僕は、神奈川県内のトレーニングクラブでトレーナーとして働いており、お客さんの体型の要望に応えるべく運動や食事指導を行っています。
ダイエットで痩せるためには走り込みなどの有酸素運動のイメージが強いと思いますが、見た目を改善するためには筋トレの方が有効になります…が、どっちもやるに越したことはありません。
そこで今回は、筋トレと有酸素運動をどっちをやればいいか悩んでいる人向けに、現役トレーナーの僕が最短で効果が出るやり方も併せて解説していきます!
1.【トレーナー解説】筋トレと有酸素はどっちが痩せる?【筋トレです】
筋トレと有酸素運動からどっちかを選ぶ必要があるなら、痩せるために有効なのは筋トレになります。
理由は、筋トレを行うことで筋肉量が増えるから。
マラソンなどの有酸素運動でも筋肉がつかないわけではないですが、筋肉量の増加にフォーカスしている筋トレと比較するとその差は歴然。
筋トレか有酸素運動のどっちかしか選べず、少しでも短期間で痩せたいのであれば筋トレを行いましょう。
筋トレと有酸素運動はどっちの方が効果的?【有酸素がダメな理由】
ダイエットにおいては有酸素運動の方がメジャーなイメージがありますし実際、走り込みで痩せた経験のある人がいるのも事実です。
しかし、筋トレと有酸素のどっちか一方を選ぶ必要が出てくるのであれば有酸素運動は非効率になってきます。
脂肪を1キロ落とすには7200kcalものカロリー消費が必要であり、これは12時間ぶっ通しでジョギングをしてようやく落ちる計算なので筋トレでも有酸素でも不可能。
それなら、筋肉量を増やして基礎代謝をあげて体質から変えてしまう。これがダイエットには最短でかつ、確実な方法なのです。
✅よくある質問①:有酸素運動は走るだけだけど筋トレは難しそう…
ダイエットで痩せるためなら有酸素運動より筋トレを勧めているのは、続けやすいことも魅力の1つ。
また、有酸素運動の場合は終わった後に強い空腹感がきてしまい、いつも以上に食べてしまう事例は本当に多いので、総合的に見て筋トレを行うのがベスト。
2.筋トレと有酸素運動はどっちもやるのが最強な理由【短期でOK】
ダイエットの効果を最短で出すには、筋トレと有酸素運動のどっちにも取り組みましょう。
理由は、筋トレにしかない効果と、有酸素にしかない効果を引き出すことができるため痩せるスピードが段違いだから。
・ダイエットにおける筋トレの役割
→筋肉量を増やして基礎代謝をあげ、太りにくく痩せやすい体へ
・ダイエットにおける有酸素運動の役割
→脂肪燃焼による消費カロリーの増加
有酸素運動をあまりお勧めはしてきませんでしたが、消費カロリーを上げるという面では効果的なので早く痩せたい場合はマストになります。
両方やるような時間ないよ…と思われるかもしれませんが、後ほど紹介する筋トレ・有酸素運動のメニューをどっちもこなしても1時間以内で終わるので安心かと。
筋トレと有酸素運動はどっちからやる方が効果的?
筋トレと有酸素運動のどっちにも取り組むなら、筋トレをやった後に有酸素運動を行いましょう。
身体が脂肪を消費する際、最初に『糖』をエネルギーとして使い、糖がある程度消えたら『脂肪』を分解してエネルギーにします。
筋トレで使われるエネルギー源は『糖』であるため、筋トレの後に有酸素運動をやることが重要なのです。
✅よくある質問②:有酸素運動の後に筋トレはなんでダメなの?
有酸素運動を先に持ってくると、有酸素の動作に筋肉のエネルギーを奪われてしまい、全然効果的な筋トレができなくなります。
優先度の高い筋トレの質が落ちるのは、ダイエットにおいて良くないので筋トレ→有酸素運動にしましょう。
3.ダイエットに効果的な筋トレ&有酸素運動の具体的なやり方
ダイエットの効果を最短で出すなら、筋トレと有酸素運動をどっちもやるべきというのが分かったところで、具体的なメニューを紹介していきます。
各種目、10~12回を3セット行えばOK。
今回紹介するメニューは自宅でできるものだけを厳選しましたが、もしジムに通えるという方は
をご覧ください。
ダイエットに効果的な筋トレメニュー①プッシュアップ
・足は若干開く
・身体を落とす
要は、体育の時間にやるような普通の腕立て伏せです。
二の腕の引き締めや、バストアップにも効果的なので女性にもオススメ。
ダイエットに効果的な筋トレメニュー②クランチ
・膝は90°に曲げる
・状態を起こして腹筋を収縮させる
クランチは、腹筋に効果的なメニュー。
運動未経験の人でもできるような簡単なトレーニングなので、気軽にできる効果的な種目です。
ダイエットに効果的な筋トレメニュー③スクワット
・猫背にならず、姿勢はよく
・息を吸いながら腰を落とす
・お尻と膝が90°になるまで落とす
脚の筋肉は面積の大きい部位なので、しっかり鍛えることで基礎代謝が大きく上がります。
ダイエット目的の有酸素運動は30分が理想
筋トレを終えたら、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を行いましょう。
しっかり脂肪を落とすには、筋トレよりも有酸素の時間を長く設けます。上で紹介した筋トレメニューであれば、20分もかかりません。
もちろん30分できるに越したことはありませんが、無理をして挫折する方がリスクです。
✅よくある質問③:トレーニングの頻度はどのくらい?
筋トレも有酸素運動もどっちも、トレーニングの頻度としては週3~4日が理想になります。
週1日とかだと逆に少なすぎるので、週3日は最低でも取り組みましょう!
以上で記事を終えます。
ケイスケブログは、ジムトレーナーとして働いている僕(田中圭介)が、トレーナー業務で学んだことを基にボディメイク関連の有益な情報を発信しています。
女性向けのダイエット記事や、男性向けの筋トレ記事を多く発信しており、Twitterではボディメイクに加え、ビジネスについても発信しているのでフォロー頂けたら嬉しいです。
夏が来るまでにダイエットしたい!という人はぜひ参考にしてみてくださいm(__)m